Topik

2026/02/26 19:18

メゾン マルジェラといえば、スタッフが身にまとう白衣が印象的です。

しかしこの白衣、単なるユニフォームではありません。


実は1988年のブランド設立当初から、

スタッフの公式ユニフォームとして採用されてきました。

そこには、マルジェラならではの思想が込められています。


   


⬜️ クチュリエのルーツを示す白衣


白衣は、オートクチュールを手がける職人「クチュリエ」の

伝統やルーツを象徴するものでもあります。


さらに興味深いのは、販売員も同じ白衣を着用している点です。

これは、ショップスタッフも単なる販売員ではなく、

クリエイティブチームの一員であるというメッセージを示しています。


⬜️ 「服作りは実験である」という思想


ブランド創業者マルタン・マルジェラは、

デザインをアートやクラフトの延長としてではなく、

実験や研究のプロセスとして捉えていました。


そのため、スタッフは「デザイナー」というよりも

研究者に近い存在。

白衣は、そうした実験的な姿勢や職人的精神を象徴しているのです。


     


⬜️ 匿名性とチームの象徴


白衣にはもうひとつ重要な意味があります。

それは、匿名性の表現です。


マルジェラは、階級や個人の主張を前面に出すことを良しとしません。

誰がどの役割を担っているのかを曖昧にし、

個人よりもチームとしての在り方を強調します。


つまり大切なのは、

「誰が作ったか」ではなく、「何を作ったか」


この哲学こそが、マルジェラというブランドの核なのです。


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